【世界遺産】カンボジア＆ベトナム行ってきた【アジア飯】（４日目） 2014/05/13
Posted by むき in : Travel, Ruin , trackback【４日目】
ホテルはクソだけどｗ遺跡と食い物は文句なしのカンボジアも今日が最終日！
さぁ気を取り直して行きましょう！と顔を洗いに洗面所。
・・・嗚呼、水が。。。。また出ない。濁ったものすら出てこないorz
もういい加減笑っちゃうよね。レセプションに電話するのももう慣れました。もはやお互い苦笑いで会話する余裕すら生まれていますｗ
ボーイも手慣れた感じで屋上で作業を行い開通〜ｗ毎回何やってるんだか知らないけど、恒常的な解決策はないわけですか。。。
おや、今日は澄んだ水が出ますね。相変わらずお湯は出ないけどｗ
＃つかこの宿、TripAdvisorでそこそこ高得点なのがマジで意味不明なんですけど。。。
ってな感じで身支度を済ませて朝食。
夕方の便でベトナムへ向かうので、このドイヒーなホテルをようやくチェックアウトできます。
ちなみに部屋を出る際、ちょっと手を洗っておきたいと洗面所に行くも。。。また全部止まってるｗもういいやｗｗｗ
結局シーツは我々の滞在中一度も変わらなかったし（さすがにバスタオルは変わってたけど、茶色くてクッサーでしたｗ）、今晩泊まる人、地獄だろうなぁ。。。もう知らんけど。
さて、気持ちを切り替えてチーバ君＆ニャンさんと合流。
今日は、あの「天空の城ラピュタ」の発想の元となったとも言われる「ベンメリア」遺跡へ。今回の旅最大の目的です。
シェムリアップから車を走らせること２時間ほど。かなり周囲の田舎度が増してきたあたり（一応道路は舗装されている）でようやく到着。
こちら、最近まで地雷の撤去作業が終わらず観光客は入れなかったそうですが、ドイツの援助でようやく撤去完了したんだそうな。
ほぼ蓮の葉で覆われた環濠を渡り、遺跡へ。
観光客は結構多め。この日はコリアン系が多かったかな。
チャイナな方々もそうだけど、彼らの遺跡の写真の撮り方が結構興味深くて、遺跡に手をついたり、上に乗ったりぶら下がったりして「俺と遺跡」的な絡み写真を撮りたがるのよね。
＃ちょっとググったら、日本人でも同じことやってる奴らたくさんいたわｗ
俺はどっちかというと人はあまり画角に入れたくなくて、純粋に「廃墟美」みたいなのを記録に残したいと思うんだけど、それとは真逆。
なんというか、廃墟に対する廃墟クラスタの思いとコスプレクラスタの思いの差、みたいなのを感じておりました。
＃ベンメリアの廃墟でウェディングドレス＆モーニングで写真撮ってるカップルとかもいて、そこまで行くともうすげぇなとｗ
で、入り口の見事なナーガ像に見とれつつ参道を直進すると。。。すげぇ。。こりゃ規模でかいわ（アンコールワットと同等とのこと）。
しかも、崩壊っぷりがすごく美しいんです。
２階建の参道が崩壊して１階立てになってるし。ガジュマルもいい感じで侵食してるし。。なにより、遺跡と緑のコントラストが素晴らしい。
うーむ、もうシャッターが止まりません。
これとか、あのラピュタの木のモデルになった？と思えるようなシルエット。
ちなみに、ほぼ崩れた石造りの寺院を見るために見学用の足場が組んであるので、基本そこを通って見学する分には安全なんですが、そこから一歩出るとあとは自己責任の世界。
ただ、チーバ君は何度も観光客を案内していることで、「ここからコースアウトして、この中をくぐって、ここからコースに戻る」的に的確に見学ルート以外のエリアも案内してくれたのが助かりました。
うーん、やっぱ期待通りの素晴らしい遺跡だったなぁ、ベンメリア。
アンコールワット＆アンコールトムあたりで満足してちゃいけませんよ日本人。
ということで、再び２時間ほど車を走らせシェムリアップ市街へ。
最終日ということで、昼食は「Abacus」で高級フレンチでございます。
フレンチとしてはちょっと大味な感はあったけど、お店は上品で雰囲気もいいし、外国人駐在員御用達というのもなんとなくわかったかも。
さて、最後の目的地はトンレサップ湖。
東南アジア最大の湖とのことで、水上生活をしている民が多いことでも有名。
船を一艘貸し切りでクルーズを楽しめたんだけど、まぁとにかくよく濁った湖でしたｗ
ちなみに、ここで水上生活をしている人達は、土地持ちでなく貸家にも住むことができない層なんだとか。
子供が小銭稼ぎに外国人と写真撮ったりしてて。。。なんか複雑な気持ちになります。
この国にとっての暗黒時代（内戦時代）が終わり、ようやく前に進み始めたとは言え、まだまだ課題がありますな。
ちなみにクメール・ルージュ（いわゆるポルポト派）については、やはりカンボジアを訪れる上である程度頭に入れておかなければならないでしょう。
世界史上でも珍しい「同一民族内での虐殺行為」が日常的に行われた最悪の時代。調べると、シェムリアップにも「キリングフィールド（大量虐殺が行われた場所）」があるんですな。
カンボジアの年代別人口構成を見てみると、クメール・ルージュ時代の勤労世代がガクンと落ち込む凹型になっていて、いかに多くの人々が殺されたかがわかります。原始共産制って意味わからん。。。
さらにマクロに見ればこの内戦、世界の大国間の軋轢のしわ寄せがカンボジアというアジアの後進・弱小国に及んだ、ということなんですよね。ベトナム戦争にしてもそうだし・・・
チーバ君は虐殺を受けた世代ではないけど、ニャンさんは。。。どういう体験をして、今何を考えているんだろう？なんて思いつつ、でもそんなことは聞けないし（国民間でもそういった話はタブー視されているみたい）、帰りのクルマの中でいろいろと考えていると暗い気分になってしまいました。
閑話休題。
湖クルーズを楽しんだ後は、いよいよ再度のお楽しみ、気球ライドでアンコールワット鑑賞！
・・・のはずが。
チーバ君「気球、今日壊れちゃってるデス」
マジかよorz
なら直せよｗｗｗ
まぁでも、壊れた奴に乗って落ちたりしたらやだしなぁ。。
ということで、あっけなく気球ライドの夢は絶たれ、そのままRIP空港へ。。。
スーツケースを降ろし、さて気持ち切り替えてベトナムへ向かいますか。まぁしょうがねぇｗ
SGNまでは１時間もかからず、上昇後すぐ降下する感じ。
明日朝出国するとは言え、一応市街地のホテルに泊まるので、イミグレを通過して荷物を一旦受け取ります。
この時点で20:00くらい。明日朝イチのフライトで日本に帰るので、ベトナム観光で残された時間はあと７時間くらい！（睡眠時間含むｗ）
現地ガイドの方と合流し、バンに乗って一路ホテルを目指します。
さて、突然ですがベトナムと言えば？
そう、「水曜どうでしょう」のLast Run、原付ベトナム縦断の旅ですよね。
番組で終着地となったのがここ、ホーチミン。「ベッナ〜、ホーチィミン♪」ですよ。
んで、番組の中で最もウケたポイントの一つが、市街地の原付のアホみたいな多さだったかと。
そしてまさに今、我々はそこにいる！
ムム？
ムムム？
ムムムム？
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
ちなみにこの日ベトナムは旧正月のお祭り中。
そんなこともあってか、街はものすごい数の人と原付で溢れております！ありえねぇｗｗｗ
ホテルは一番の繁華街、ドンコイ通り沿い。
んで、昨日までのホテルとは打って変わって「ちゃんとしてる」よ〜。。。
シーツはパリッ、シャワーの出もバッチリ、お湯もアツアツ。ブラビッシーモ！
残された時間は少ないので、荷物を置いたらすぐに街へ。
とりあえず、飛行機の中でガイドを熟読し、どこでお土産を買うか決めていたので、片っ端から空いているお土産屋（雑貨屋）を絨毯爆撃ｗ
21時で閉まってしまうお店も多く、また旧正月ということでスーパーとかも休みなんですよね。。。結局回れたお店は５店舗くらい。
うん、ベトナム雑貨というと断然女子な感じだけど、男子でも十分楽しいですな。食器とかポーチとか思わずオトナ買いしちゃったよｗ次回はベトナムに的を絞って買い物の旅に来るのもよさげだなぁ。。
さて、ひと通り雑貨を買い漁った後は、晩飯タイム。
フォーの専門店に行くつもりだったのですが、タッチの差で閉店orz
では、第二希望としてピックアップしていた「ブン」のお店は。。。よっしゃ、まだやってた！
ということで、この「ブン」については、ラーメンの仲間ということで、向こうのブログにスピンオフさせますｗ
現地B級グルメを存分に楽しみ満腹になった帰り道、ホットスパー（ベトナムには日系コンビニがたくさんあります）に寄ってベトナムコーヒーの缶コーヒー等のおみやを追加購入してホテルへ。
明日は3:30にガイドが迎えに来るとのことで、風呂に入って２時間ほど仮眠を取りましょうか。まさに弾丸ベトナムの旅だな。。。
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