内張り剥がしは練習したし(笑)、へインズのマニュアル(豆知識:amazon.comで買うのが一番安い)もあるし、スピーカ交換程度ならすぐにでも自分でできる。
しかし、今回はパワーアンプのインストールが必要であり、しかもバッ直(バッテリーから直接電源を引く)をやりたいし、ツイーターはドア側でなくてダッシュボード上に付けたい(配線の引き回し的にかなり面倒)といういろいろな思惑があり、ちょっとDIYするには心許ない。
プロショップにインストールだけ頼むのもなんだし…
と考えていた時にふと思いついたのは「ディーラー!」
早速BLに電話。担当の営業さんに相談してみると、「いいっすよ。CDチャンジャくらいはタダで付けますけど、スピーカはさすがに工賃くださいね」と。そりゃね。
デッドニングは後から自分でやるので、とりあえずスピーカ&アンプ&チャンジャ、そして自動後退で買ったバッ直配線キットやケーブル類をBLへ持ち込み。
どこにどんな感じでインストールするか、配線はどう引き回すかを全部紙に書いて、お願いしてくる。
自分が立ち会えないから、施行前に意思疎通しとかないとね。
そして1週間後。
工期中も、メカの方から何度も電話が来て、携帯ごしに配線の引き回しに関してとか指示してたので、まぁちゃんとついてるだろうとは思ってたけど、ちゃんとついてました。
というか、むしろ期待以上でした。
素人だったら絶対剥き出しにしとくアンプの配線とかが全部内張りの中を通してある!
さすがディーラー!Good Job!

助手席下のアンプ。下に見える汚い配線は自分でひいたiPod用の配線(^ ^;

チェンジャーはこんな感じで純正と同じ位置に固定。その横の怪しいツマミはこの後のお楽しみ。
スピーカの配線引き回しとかは、ダッシュボード全外しをしないとできなかったようで、「めちゃめちゃ大変だったっすよ」と。
うーむ、そうすると工賃が心配だ。頼んだ時は「2万弱で収まりそう」とは言ってたんだけど…。
ハイ。\24000でした。ディーラーメカの時間給は高いということか。
まぁ、これを足しても、まだ超自動後退での売値とあんまり変わらんのが笑える(笑)。
ちょっと悪気を感じたのか、営業さん、俺にプジョースポーツタオルとプジョー時計とプジョーストラップをくれました。
さて試聴。
うん、確かにいいね。純正とは全然違うよ。
ただ、キタ━━(゚∀゚)━━ !!!ってほどではない。波が後ろから迫ってきたり(byミスター味っ子)しない。
確かに音の解像度は上がった。空間的な解像度も、周波数的な解像度も文句なしに改善されてる。
けど、イマイチパンチがないんだよね。
特に、聴いた感じ、下が圧倒的に足りない。むしろ、純正スピーカよりもヘッドでEQする量が増えてしまった印象。
音量を上げると周波数的バランスが取れてくるけど、なんか納得いかねぇ。
配線間違って逆位相になってる?と思って確認してみたけど問題ない。
うーん、BOSE、こんなもんなの?
やっぱウーハー入れないとダメなの?
しかし、スピーカのせいではなかったのですね。
まぁ純正よりはいい音だし、とりあえずこれで満足すっか、と自分を納得させる。
で、次の週末、ついにデッドニングをしてみることにする。
まず付属ビデオを3回見て、工程を頭に叩き込み、開始!
内張り剥がしももう手馴れたもんで、なんのためらいもなくバリバリと剥がす!純正ツィーターもはずす!
トルクスドライバでスピーカを外し、スピーカ用コネクタを外し、次に防水シートを剥がす。
この防水シート、のび〜るブチルゴムでベットリ付いているんだけど、焦りさえしなければきれいに剥がれてくれる。コツとしては、天使のように繊細に、悪魔のように大胆に、ってとこかな(謎)。
全部剥がし終わったら、パーツクリーナで残ったゴムや汚れを取り除く。
そしてついにデッドニング。
最初にアウターパネルを制振。下地処理剤で脱脂して、主にスピーカの裏側に制振材をペタペタ貼っていく。そしてその上に吸音材をペタペタと貼る。
ただ206の場合、スピーカ裏アウターパネルに、すでに薄い制振材っぽいのと、製氷皿のような形状の吸音材(一応これでドアパネル内の高域は殺せそう)が貼ってある。
純正の吸音材は使えそうだったので、これを避けて制振材、吸音材を貼る。
と思ったら、この吸音材だと思ってたモノは、「ハニカム形状衝撃吸収シート」だそうで。サイドインパクトビームと共に、横方向衝突の際乗員を守る大切なパーツらしい。こいつのおかげで、多い日でも安心なわけだ。外さなくてよかった。
で、純正の制振材は使えなさそう(薄すぎ)だったので、これは無視して、上からペタペタと制振材、吸音材を貼ってしまう。
アウターを貼った時点でドアを叩いてみると、「ガンガン」から「コンコン」に変わっている。
明らかに振動が減ってるみたい。
次、インナーパネルのサービスホールを全部、制振材で埋める。
その前に、ドアノブからのリンクとロックピンからのリンクの部分には配線チューブをかぶせ、制振材の糊でくっつかないようにする。これを甘く見るとどうなるかは、その6時間後に身をもって体験することになる。
コツとしては、大雑把に形を決めて、あとは「えいやっ」でザクザク切って貼っていく方がうまくいくみたい。
かなりラフに張り終わった制振材
制振材を貼り終わったら、あとは制振材と吸音テープをかましてスピーカをガッチリ取り付ける(206のバッフルは割としっかりできていると思う)。
次は内張り裏側に吸音シートを貼り、少しでも共振周波数を下げるため、余った制振材をペタペタ。
内張りをドアにはめ込み、ロック、パワーウインドウの動作を確認したら、いざ試聴。
パワーオン!CDイン!
キタ━━(゚∀゚)━━ !!!(後ろから波、来ました)
なんじゃこりゃあ!
何だこの低域のパワーは!
何だこの中域の情報量の多さは!
何だこの高域の繊細さは!
純正スピーカ→BOSEの時より、
BOSEデッドニングなし→BOSEデッドニングあり
の方が遥かに変化量が大きかった。
慌ててEQをフラットに戻す。
全帯域に渡ってバランスよく出てる。
ラウドネス入れただけで、かなり狙った音が出る。
120Hzくらいをちょっとブーストしてあげて、ハイをちょい落とすと、ちょうど好みな感じ!
具体的な変化としては、
・同じボリュームで聞いてても音圧が全然大きくなった
・ベースラインとベードラのアタマの音がきちんと別々に鳴る
・中域のボーカルの裏になってる弦や鳴り物が分離して聞こえる
・金物のアタックや余韻がクッキリ聞こえる
・上モノへのリバーブのかけ具合がよーくわかる
こんな感じかな。
あ、ドアは、「バチン」というしまり方から「バン」という音質に変わった。
あと、副作用として、ロードノイズが減ったこともある。
エンジンノイズは相変わらず、バルクヘッドごしによく聞こえるけど、特に対向車とすれ違う時のドップラー音がほとんど聞こえなくなってちょっとうれしい。
なお、このデッドニングの所要時間は、
先にやった片側:4時間
後にやったもう片側:2時間
ってところ。片方が終わった時点で聞いた音の変化で、もう片方をやるモチベーションが激増したことは言うまでもない。
そうそう、チャンジャは問題なく動いております。
MP3も順調に再生しております。文句は多々あるけど、発展途上のデバイスだからこれは仕方ないかと。
細かいインプレッションは価格.comの掲示板に投稿してます。 うちのデッキだとID3タグ読めないのに、そんなこと全くカタログに書いてなかったよ(`皿´)
今回の教訓は、
・いいスピーカを入れたら(特に外部アンプでドライブするような場合は)、 必ずデッドニングしないと全くもって宝の持ち腐れである。むしろ改悪になる可能性アリ。
ということですな。いい勉強になりました。
なお、予算面はキッカリ10万で収まりましたとさ。めでたしめでたし。
▼
|