BGMは1000曲ランダム

   うちでは、音楽ライブラリを全てMP3にしてMac上で管理してる。
これらのライブラリに、外出先でも自在にアクセスするべく、iPodを購入。
このiPodとiTunes(Apple純正のMP3管理ソフト)の組み合わせって最強。
膨大なMP3ライブラリの中から、特定の条件に従ってランダムにMP3プレイリストを作ってiPodに転送するまでが全自動。かゆいところに手が届くとはこのこと。

このiPodってデバイス、車空間とめちゃめちゃ相性がいいんじゃないかと。
運転時にわざわざCDを交換したくないからCDチェンジャーが普及したように、CDチェンジャーのディスクマガジンを交換したくないからiPod、という時代なんじゃないかと。
うちの子に積んでるCDチェンジャーは、いわゆるMP3-CDが再生できるんだけど、読み込みエラーがすごく多い+iPodで持ち込む方が断然楽だしね。
ということで、206でiPod使いたいよなぁ、と思案してみる。

まず最初に試してみたのが、FMトランスミッタ(アナログ)。
こいつをiPodのヘッドフォン端子に繋ぐことで、音声をFM電波に乗せ、カーステ側のFMチューナーで受信して聞く、という寸法。
結果から言うと、(´A`;)マズー
ノイズ入りまくり&トランスミッタの置き場所によって受信感度が全く変わっちゃう。
「車外FMアンテナを外すと感度が良くなる」とかいう噂も聞いたけどそこまでしたくないし。
※デジタル方式のトランスミッタだと割とマトモに受信できるらしいです。

ラインでカーステ側に入力できないか、とも考えたんだけど、純正のデッキにAUX端子はない。
うちの子の場合、アンプを外付けにしてるから、セレクタをかましてアンプへの音声入力端子へ割り込めれば音は出るだろう。
でもそうすると、ステアリングリモコンが全く使えない(せめて音量くらいはコントロールしたい)。
そこでうーむ、となっていた時にヒントになったのは某巨大掲示板。

ソニーのCDチェンジャーの接続は、電源&コントロール用の信号が通るケーブル(ソニーバスってやつ)と音声が通るケーブル(普通の赤白RCA)が独立している。つまりチャンジャーとヘッドは2本のケーブルで繋がっている。
このSONYの独自仕様を逆に利用してしまえ、というアイデア。

具体的には、
CDチェンジャーとデッキ間の音声ケーブルに、AVセレクタを挟む。
→iPodから引き出した音声ケーブル、およびチェンジャーからの音声ケーブルをセレクタの入力へ繋ぐ。
→セレクタのスイッチをiPod側に切り替える。
→デッキ側で、チェンジャー内のCDを再生する動作を行う。
→iPod再生ポチ。
→(゜д゜)ウマー

これだと、音声信号がデッキを通るので、一応ステアリングリモコンで音量を調整することはできるし、スペアナの表示も、鳴ってる音楽と同期する。
チェンジャーのCDが聞きたい場合はセレクタをパチッと切り替えるだけ。
今回はスペースの関係でセレクタをトランクの中に置いたけど、運転席から手が届くところに置けば、チェンジャーとiPodの切り替えが自由にできますね。

問題点としては、iPodを操作する際(ボリューム操作以外の全ての動作において)iPodを直接触らなければならないこと、iPodの充電はできないこと(独立したシガーケーブルを買ってくればできるけど、ケーブル2本挿しはカッコワルイ)。

さてこのお手軽iPod接続作戦、かかった費用は、ゲーム機用のAVセレクタ(3系統。もちろん映像端子は使わない)のみ。1000円以下。ケーブルは全部家にあったのを使ったのでタダ。
安い上に音質も文句なし!(。。とは言え、やっぱiPodのヘッドフォンアンプを通すので若干ダイナミックレンジは狭くなる印象アリ)

そして、iPodの置き場所なんだけど、最初は灰皿を取り外した部分にアクリル板&振動吸収シートなんかでiPod用ベースを作ってたんだけど、うちのiPodにはiSeeを被せてるので、灰皿の蓋を外すと灰皿にピッタリ収まるということがわかりました。これで取り付けキットいらず!


夜のイルミネーション状態。意図していなかったが、灰皿内のランプがいい感じ。


そんなわけで、iPodで5G分+チェンジャに700MCD-R×10枚=トータル12G分のMP3を一気聞き。