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【修理】iBook G4 延命工事【パワーアップ】 2010/02/04

Posted by むき in : Mac , trackback

最近もっぱら、書斎にあるiMac(intel)オンリーな運用になっちゃっている我が家。

しかし忘れちゃいないか!
家中どこでも自在に調べ物ができるというユビキタス(死語)を!

・・・ということで、先日のiPadを「見送り」と決定したこともあり、大掃除で出てきたiBook G4(800MHzの初代モデル)を現役に復帰させて末永く使いましょうというお話です。

このiBook、2004年1月に購入したもの(当時の浮かれた購入記はこちら)。
ケコーン式の招待状/席次作成、当日BGM(iTunes大活躍)、DVD作成、さらにNY留学時も片時も離れず街角無線LANで大活躍、と、時代を共に歩んできた一台。
2年ほど前にHDDがお亡くなりになり、外付けHDにシステムを入れてベッドルームのiTunes用になっていたんだけど、お古のiPodにその座を奪われ、いつしか使われなくなっていたのでした。

使われなくなった原因はやはり、HDDが外付け起動になり、機動性が失われたこと。
このアンビリカルケーブルから開放されれば、iBookは再びその翼を取り戻すはず!

・・・んじゃまぁ、そろそろやりますか。
ずっと前からやろうやろうと、事前知識と道具だけは揃えてたんだけどね。

そう、「メモリ増設とHDD交換」やっちゃいますよ。

なんだ、メモリとHDD交換か、と言うなかれ。
このiBook、HDDの交換には、ボディ裏のカバー外してハイ交換、というわけにはいかんのです。
ほとんど全バラしないと交換できない、という一般人泣かせの設計。
しかも歴代のAppleマシンの中でも特に分解が難しいとされている、分解を拒むそのハンペンボディ。
プロにお金払って丸ごと頼んじゃってもいいんだけど、ココはひとつ、愛機を自分の手で復活させてあげようじゃないですか。

そうと決まれば早速、パーツ調達へアキバへ。
実家のVAIOノートのHDD交換も頼まれてたんで、一緒にお買い物です(←というか、コレが今回の直接のトリガ)。
最安値のお店をリサーチしつつ、IDE2.5インチのHDD(160GB)と、PC2700 SO-DIMMのメモリ1Gを購入してきました。お値段は合計で8k程度。

特別な工具としては、トルクスドライバ(T8)、さらに「もんじゃ用のコテ」が2本ほど。
もんじゃのコテは、ボディバラシの際にその威力を発揮するのです。ちなみにダイソーで購入。

分解に関しては、こちらのサイトさんを全面的に参考にしました。
というか、もう1台のPCの画面にこのサイトを表示しつつiBookをバラす、という感じで進めました。
従って、詳細な解説はここではしません。

作業の流れとしては、

・バッテリー取り外し
・ボディ底面のネジ外し
RIMG0286.JPGRIMG0287.JPG

・キーボード&AirMacカード&メモリ取り外し

RIMG0290.JPGRIMG0292.JPG

・ボディ底面カバー取り外し

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・パームレスト取り外し

RIMG0313.JPG

・ディスク交換

RIMG0316.JPG

→以下、逆の流れで組み立て、という流れ。

基本的にはネジを外していく作業が中心なのですが、キモになるのは、ボディシェルとも言うべき底面カバーの取り外し。
ここだけはネジではなく、強固にプラスチック同士がツメではめ込まれているんですね。

そこで登場するのが「もんじゃコテ」です。

これをボディの隙間に入れ、コジコジとこじりながら、ジリジリとツメを外していくのです。
コツとしては、隙間に入れてマイナスドライバーのように回す、という力ではなく、隙間からコテの先端を奥深く差込み、隙間を開けてカバーが噛みこんでいるツメを外す、という使い方を意識すること(言葉だとわかりづらいんですが、やってみると意外に簡単です)。

RIMG0304.JPG
テンパってるのでブレてますw

また、底面カバーの外し方は、
正面→USBポートがある側面→背面→DVD-ROMドライブがある側面、の順に外していくと幸せ。なぜなら難易度が上がる順なので。
あと、コテは絶対2本必要。
なぜなら、一部分の隙間をキープしておきつつ、その先のボディのツメを外したい場合に、押さえとして差し込んでおく必要があるので。

また、パームレストは比較的簡単に外れますが、スピーカや電源スイッチと繋がっているケーブルの取り回しに気をつけましょう。
この筐体の場合、ある程度思い切りで「バチン」と外す必要はあるのですが、思い切ってバチッとやったらケーブルも一緒に断線、という悲しい結末にならないように。

RIMG0309.JPGRIMG0311.JPG

あとは、ノイズ除けのシールドを外す際にひたすら大量のネジが出てくるので、どれがどこに付いていたのかきちんと記録すること。
そのためには、工程工程でデジカメで写真を撮っておくことが有効です。
また、細かいネジはマスキングテープ等で元のネジ穴に仮止めしておくと幸せになれます。

RIMG0312.JPG

ここらへんのポイントを押さえれば、30分もあればバラし完了できます。

メモリのビフォア/アフター。

RIMG0294.JPG

HDDのビフォア/アフター。

RIMG0315.JPG

HDDはシャシーに直接ネジ止めではなく、防振のためゴム足でマウントするんですね。このマウント金具もT8のトルクスでした。

あ、最後に一つ。
謎の金属部品を絶対になくさないように。
一つは磁石。
一つは金属ののべ棒です。

前者はキーボードを外す時にネジ穴にハマっている丸い磁石、強力なので、どっかにくっつけておけばいいんですが、なくさないように。
RIMG0289.JPG
でもコレ、何のためのものなんだ?

後者は、パームレストの右手下あたりに両面テープで固定されています。
これによって画面を閉じた時にスリープへ移行するらしいので、これを入れ忘れて組み立てると、スリープしなくなっちゃいます。
(逆に、敢えて外して、閉じたまま外部キーボードと外部ディスプレイで使うって技もあるけどね←発熱の関係上オススメしません)
RIMG0310.JPG

組み立てはこれまでと逆の工程なので、非常に楽。
唯一気をつけるポイントは、特にラスト、底面カバーをつけるときに、ディスプレイのヒンジ周辺のケーブルを噛まないこと。
これを噛んじゃうと、キレイにボディがはまらないだけでなく、断線の恐れもあります。
細めのマイナスドライバー等でケーブルをキレイに押し込みながら、慎重にカバーを取り付けましょう。

ってなわけで、組み立てが終わったらさっそく立ち上げてディスクをフォーマット→システムをインストール、っと。
とりあえずOSは10.4.11を入れました。
システム状況を確認すると、こんな感じ。
よしよし。

ピクチャ 1ピクチャ 2ピクチャ 3

久々にG4を使ってみると、CPUメーターがちょっとしたことで振り切るのが驚き。CoreDuoに比べるとさすがにモタつくなぁ。
しかしメモリ増量したこともあって、ストレスなく使えるギリギリラインかな。
これならリビングの調べ物用マシンとして重宝しそうな感じ。

ということで、久々に復活を遂げたiBook、これからもガンガン使っていきたいと思います。

コメント»

1. 分解が面倒くさいApple iBookG4 12インチのハードディスク交換した | System Design and Management fan - 2015/06/21

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