jump to navigation

模型鉄、資料鉄 2007/06/04

Posted by むき in : Railways, Models , trackback

TOMITECの鉄道コレクションのおかげで「模型鉄」へ復活したのはこれまでも書いてる通り。
ただ、鉄コレの守備範囲はあくまで地方私鉄、ということで、省スペースで実現可能な心象鉄道・大人の楽しみ的側面で、ラフ〜な気持ちで取り組んでおりました。

だがしかし。

先日、某Nゲージ運転会に参加する機会があったんです。
相当デカいレイアウト、ということで、動力化した鉄コレのみ持参では少々心もとない。
久々に20m級の国鉄型フル編成でも走らせるかと、中坊の頃作ってた旧型客車満載のブックケースをガサッと持っていったんです。
友人のED79(気分的にはED75-700)牽引で、10系+43系+35系のトータル15両編成。
気分は往年の東北急行!

・・・ちょ、これすごくね?
めちゃくちゃカッコよくね?
やっぱり本線級も捨てがたくね?

酒を飲みながら列車を眺めてると、もう脳内は完全にS50年代へトリップ。
(特急田中3号におけるロバート秋山の鉄ヲタ役作り、あながち誇張でもないと思うw)

んで、ついにスイッチ入っちゃいました。
禁断の国鉄型模型鉄への扉。
しかも、よりによって旧客(2ちゃん鉄道板Wiki)。

以下のエントリはヲタ限定です。

昔Nゲージを始めた頃って、毎月の小遣いでようやく貨車1両、せいぜい客車1両買うのが精一杯。
1万円以上する車両セットなんてとんでもない!
お年玉を全投入してTOMIX ベーシックセット1をやっと購入!とかそういうレベル。

しかし今はどうですか!
時間こそないものの、(当時に比べりゃ)金はある。
圧倒的じゃないか、我が軍は!

ということで、中古屋へ突進(最近首都圏では中古屋が増えてて助かります)。
まずは単品で43系、10系、35系、または未組立GM旧客キットとかを増車。
うはー、最近のKATOスハ43系はアルミサッシ化パーツがあるのか。
しかもベンチレータは別パーツ?素晴らしいね!
さらに、迷いなくKATOの20系・7両セットを購入(厳密には旧客じゃないが)。
車両セットをポンと買うなんて、さすが俺、大人。

そして、ここでツルシ状態で編成に仕立てないのがヲタたる所。
当時に比べ、現在は情報量がハンパないんですよ。
昔だったら、客車の所属区やナンバリングなんてほとんど気にせず編成にしてたけど、今はネット、書籍で各車の現役時代の情報が簡単に手に入っちゃう。

従って、下手にいじると「この車両はアルミサッシ化されてなかった」とか「ドア窓の形状が違う」とか「屋根はキャンバスじゃなくて鋼製」「このナンバーは丸妻じゃなくてキノコ」「張上げ屋根のオハ35がこのカマに惹かれることはあり得ない」だとかいう話になっちゃう。
旧客は1両1両、細かい形態差があって、1両たりとも同じ形のモノはないとまで言われているジャンル。
・・・これはもう、特定番号・特定年代でモデル化しなくちゃ気がすまない状態。
ここまでこだわったら、今度はその客車を牽く機関車だって、特定年代の特定番号じゃないとダメじゃんね。

こうなってくると、模型鉄というより、資料鉄になってきます。
今はヤフオクをはじめ、ネット古本屋とかでも、雑誌のバックナンバーが簡単に手に入っちゃう。
比較的新しめの資料であれば書泉グランデに行けば定価で買えるし。
客車だけでなく、機関車、さらにすれ違う電車の設定までこだわり始めると、もうどうにも止まらない。
情報が多すぎて、溺れそうになってきます。
んで、とりあえずピクトリアルの旧客特集号を揃え始めてみました。
#スハ43系特集、定価の5〜6倍とかになっててとても買えない。。。

そしてさらに、中古で格安で手に入れちゃった。
TOMIXのEF58(上越タイプ)。
知ってる方なら「あー、やっちゃったか〜」と思うかも。
EF58という機関車、昭和を生き抜いた名車であり、そのバリエーションたるや数限りない(WikiPedia)。
しかも熱狂的ファンも多く、そのほとんどの車両の記録が残ってる。
・・・そう考えると、これまた特定番号・特定時代指定でモデル化しないとダメじゃね?

このゴハチの仕様は、

・SGタイプ(ただしEG表示灯は別パーツで付属)
・パンタはPS14
・ツララ切はちょっと短めで上向き
・ホイッスルカバーなし(というかホイッスル自体なし)
・Hゴムはグレー
・付属ナンバープレートは88(東)、130(高二)
・ヘッドマークステー付

全然チグハグじゃん。。。
金型流用とは言え、考証めちゃくちゃじゃん。。。

88号機の実物は

・PS15
・SG
・ツララ切上向き
・ホイッスルカバーなし
・黒Hゴム
・ヘッドマークステー付
・スノープロウは可動式大型

という仕様なので、パンタをPS15に振り換えて(避雷器を移設し)Hゴムを黒に塗ればそれっぽいのはできそう。

130号機の実物仕様は

・PS15
・EG
・ツララ切下向き
・ホイッスルカバーあり
・黒Hゴム
・ヘッドマークステーなし
・常磐無線アンテナ付き

・・・完璧に再現するとなると相当加工が必要ですね。
特に、EG化ってことはSGの給水ハッチを削らないと。
あと、屋根上だけならともかく、ヘッドマークステーを削っちゃうとボディの再塗装が必要だからなぁ。。。
メーカー完成品のメリット「美しい塗装」を生かさない手はないし。

でもなぁ、個人的にはどっちかというと130が好きなんだよなぁ。
しかも、ホビーセンターKATOに行ったら電機用のホイッスルカバー(20ヶパック!)を見つけ衝動買いしちゃったんだよね。ぜひこれは使いたいトコロ。

そうなると、もういいトコ取りしてフリーにしちゃう?
どうせ上越型を本気でやるなら、KATOの再販品使った方がスマートだし(将来的にたぶん買うしw)。

いや、でも最近は塗装済みナンバープレートセットも出てるし、この2機にこだわる必要もないか?
ってことは、(高二)(宇)あたりの所属でSG付き(もしくはSGハッチ付きのEG機)、短めのツララ切、ホイッスルカバーとスノープロウ付きっていうカマはなかっただろうか?(と考え、Webで調査開始)。
やべぇ、楽しいけど出口が見えねぇ。。。

それにしても、ナンバープレート1枚貼るのにこんなに苦労するとは。。。
昔は機関車買うと、「なんとなく数字の並び的に」ナンバー選んでたんだけどなぁ。大人になるって面倒だ。

模型なんだからもっとおおらかに楽しもうよ、特定番号機とかカコワルイし、とか言ってフリー系地方私鉄ネタに走ってた俺でしたが、なんだか再びこっちに戻ってきてしまった予感。

どこまで現物(史実)に忠実にモデル化するのか、どこまでフリーで雰囲気勝負なモデルにするのか。
知ってはいけないことを知ってしまうと、スケール模型は泥沼なんだよねぇ。
情報がほぼ無限に手に入るようになった現代、このバランスを取るのがすごく難しい。また一方で楽しい作業なんだけど。
あ、あと一番のオチとして「素材&資料が揃った時点で満足し、手が止まる」ってのもあるかも。。

と言いつつ、鉄スパイラルへどんどん落ちていく俺。
この落ちっぷりは近年稀に見る感じかも。クルマと違って出る額も低いし。。。

コメント»

スパム多数につき、コメントは承認制としています。表示まで時間がかかりますのでご了承くださいm(_ _)m