jump to navigation

【脅威の威力】IPA初体験【水抜き剤】 2009/06/22

Posted by むき in : Railways, Models, EL, DC , trackback

【注:クルマ関連のネタじゃないっす。】

これまで、諸先輩方の作業内容を拝見して、どんなモンか知ってるだけだった「IPA(イソプロピルアルコール)による、市販完成品の塗装剥離」って技。
恥ずかしながら今回初体験です。

先日、某店ジャンクコーナーに転がっていたKATOのキハ52。
一般色に塗られていたんだけど、どう見てもメーカー塗装ではないぁゃιぃ雰囲気。
よく見ると、しょっぱいマスキング。どうも素人さんが首都圏色を一般色に塗り替えたっぽい。
ナンバーも入ってるし、ちゃんと「盛ハヘ」の所属標記も入れられ、Hゴムも黒。
八戸にまだ52がいた頃の特定ナンバーを再現したかったのかな(一般色いたっけ)?
KATOの一般色キハ52って、しばらく市場から消えてたし中古相場も高かったから、手に入った首都圏色を塗り替えたんでしょうか。
・・・その心意気は買うが、ちょっと仕上がりがアレだ。

TOMIXのキハ52の発売直前という微妙なタイミングなんだけど、かなり安かったんで、しばし迷った挙句、保護。
塗装は、全剥離して塗り替えりゃいいや、と。

ということで、磯(イソプロピry)風呂の練習をやってみます。

とりあえず、先日ホームセンターに行った時に「水抜き剤」は入手済。純度が高いほどいいらしい。
それから、風呂桶となるタッパーも100均で入手済。
下手するとボディがボロボロになったりするリスクもあるみたいなんだけど、まぁこの値段だったら、ダメになっちゃっても勉強代で済むし、と早速実行〜。

タッパーに水抜き剤をドボドボと全量入れ、全バラしたキハのボディを漬けます。
こんなんでホントに落ちるのかねぇ、と思いつつ24時間経過。

こぼさないよう慎重に、タッパーのフタを開けると。。。

こんな感じに。

R0010406.JPG

すげー、溶けるというより、メリメリと剥がれるんだね。ホント「剥離」だわ。
歯ブラシで細かい所に残った塗膜をこすり落としたら、あら不思議、キレイなボディに。

ん?しかし、このオレンジがプラの地色?
これ、上塗りしてた一般色が剥がれただけなんじゃね?

ちょっとボディ裏を削ってみると、やっぱりプラの地色はクリーム。
ってことは、やっぱこのオレンジはメーカー塗装ですね。
逆に言えば、缶スプレーで塗った程度の塗膜であれば、1日で剥がれるってことね。

で、ここからが結構長い。
常温で数日待ったくらいでは、全然剥がれず。さすがメーカー塗装は強いな。

IPAって、人によっては何ヶ月も漬け置きするっぽいですね。
効果を早めるには「超音波洗浄器(メガネ洗うアレ)で効果促進」「オイルヒーター等の上に置いて(液温を上げ)反応促進」の2パターンがあるみたい。
超音波洗浄器はないので、とりあえず天気のいい日にベランダとかに放置しておけばいいのかな?

ってなわけで、とりあえず某所ボイラー室に放置して1週間経過。
注:IPAは可燃性なんで、火の近くに置くのはご法度!よい子はマネしないように。
注:あと、かなり臭いもキツい(ツールウォッシャほどではないが)ので、換気のいい部屋でやること。

やっぱりペリペリとは剥がれないけど、歯ブラシでこすれば、地のプラ色が出てくるようになりました。

R0010499.JPG

ここからまた数日浸けて、ハサミで毛を短くした歯ブラシで根気強くゴシゴシとやることで、ほぼ素のボディに。
手を汚さずに、漬けるだけでキレイキレイ!ってな具合に想像してたけど、実は結構地道な作業だったのね。

さーて、あとはキハ52を何色に塗るか、だね。
タラコ一色に塗っちゃうのが一番簡単だけど、TOMIXから出るのがタラコだから、ダブるよねー。
やっぱ、マスキングの練習も兼ね、一般色にするのが一番無難か。
意表をついてスカ色(厳密には色味が異なる)とかもいいかも。でも大糸線のアレは冷改&無線アンテナ&下回りグレーだから、個人的にはキライな形態。
飯山線色とかもカッコいいけど、手マスキングで塗るのもありえないしなぁ。

・・・とか考えてたんだけど、マスキングの練習も兼ね、結局こうしてみました。

R0010509.JPG
まだ仕掛状態なんだけど。

いやー、屋根塗り以外のマスキングなんて、久々にやったわ。
塗り分けの際気をつけたこととしては、
・マスキングテープの端は、新たに切った端を使う
・手すりやドア縁等の吹き込みやすい所は、カッターで軽く切り目を入れよく密着させる
・吹き込みを防ぐため、マスキングの上から再度地色を吹く(こうすることで、密着していないところにも地色が入って固まってくれる→塗膜が厚くなる諸刃の剣)
くらいかな。ごくごく一般的なセオリーですけれども。

つか、きっちりマスキングすることよりも、そもそもマスキングのラインが乱れないようにすることの方が難しいね。
旧客や旧国だったら、たいていシル/ヘッダー、雨樋とかが塗り分けガイドになってくれるんだけど、全金ボディだと、ラインの水平を保つのが難しい・・・。
今回もちょっと曲がっちゃいました。定規を当てるなりして確認しないとダメだな。次回以降は気をつけよう。

さてこの旧一般色、115系とかのスカ色とは違い、クリームがくすんだ黄色なので、市販の缶スプレーを吟味した結果、クレオス#39のダークイエローにしました。
青はジェイズの青15号。GMの青15号の方がくすんでるので、そっちがいいかも。
イエローは艶消し、青は半艶なので、最終的に半艶クリアで表面の質感を揃えないとダメですな。
ちなみにレタリングは、TOMIXのキハ52が出たら(予約済)、そいつのおこぼれを頂戴しようかと。
なお、モロに大糸線仕様にはしてません(冷改、グレー台車、無線アンテナはキライなので)。
また、キハ52系誕生時にはおそらくこの塗装ではなかったはず。
ということで、いわゆる「ウソ電(ウソキハ)」ってことで。

・・・というか、実物の3両が引退する時にゃあ、TOMIXから「さよなら大糸線・キハ52 (一般色、旧一般色、首都圏色)3両セット」出るんだろうなぁ。。。確実に。ネタとしての生命はそれまでだな。

さ、これで要領はわかったので、あとは塗り替え予定品をドボドボ風呂に漬けていきますよ。
マスキングはあまりやりたくないので、単色塗りで済ませられるモノを中心に。

・KATO EF60(ジャンクで入手した500番台。ナンバー周りが接着剤でデロデロだったので、全部削ってキレイにして、0番台茶色の黒貨車専用機にする予定)
・TOMIX キハ25(なかなかタラコバージョンが出ないので、自分でやっちゃいます)
・KATO キハ30(こちらは時流に逆らってw前面強化&タラコの500番台にしちゃいます) ※最近の時流
・TOMIX マニ50(ジャンクで買ったら、最初期ロット(台車ビスが屋根まで貫通してる&室内灯未対応のやつ)!車体がヤニだらけだったので、歯ブラシでゴシゴシやったら塗装がハゲてきたorz→どうせなら全塗装)

R0010505.JPG

1週間くらい見ないと剥がれないKATOに対し、TOMIXの車両は、ホントにすぐ落ちますね。
1日漬けるだけで、もうメリメリと剥がれてくれて超ラクなんですけど〜。(鉄コレはもっとすごいらしい)
ただ、なんというか、泥っぽい落ち方をするのね。
パラパラ剥がれるのではなくて、見た目そのままで、指でこするとズルッと剥がれる感覚(んで、剥がれた塗料が指にベットリ付く)。
また、キハ25の場合、KATOのと違って車内まで塗料が塗ってあったので、ブラシでこすろうとボディ側板をつかむと、指が真っ赤っかに→その手でボディを触ったら、剥がれた塗料がくっつく→ブラシでこする、のエンドレス。
こりゃ、IPA風呂の中で、指に付いた塗料を落としながら地道にやらないとダメだわ。
バリバリ有機溶剤である磯風呂の中に素手を突っ込む気はあまりない(肌強い方だけど、素手で触ると結構ピリピリします)んで、これからはビニ手必須ですな。100均で買って来よう。

それにしても、コレ最初に考えた人はエライ!
水抜き剤なんて、200円くらいで買えるしね。
大昔、KATO車両のボディ塗装を落とそうと、ラッカーシンナーに漬けたティッシュでこすってたら、プラ車体にクラックが入りまくって泣いた経験からすると、感動モノです。

しかし、ハマるねこの作業。
なんか、なんでもいいから無意味に風呂に入れたくなってくるわ(既に、バラされたキハ30系数両、キユニ26なんかが待機中)。

コメント»

スパム多数につき、コメントは承認制としています。表示まで時間がかかりますのでご了承くださいm(_ _)m