【塗り替え】ぶどう色＋箱型＋新型電機（KATO EF60)【茶釜】 2009/10/14
Posted by むき in : Railways, Models, EL , trackbackもうだいぶ前の話なんだけど、某ジャンク屋にKATOのEF60（特急色）が複数転がってるのを発見。
KATOのロクマルは、初回生産から再販されていないらしく、それなりにレアですね。
（先日のP型リニューアルに伴い、将来的にはこちらもリニューアルされそうだけど、まぁまだまだでしょう）
しかしそれほど人気があるわけでもなく、割と中古屋には在庫ありbut高め安定、という製品。
すでにウチには、一般色が１両、ラウンドハウスの19号機タイプが１両装備されてるけど、この値段ならアリでしょ、と、2両ほど捕獲してしまいました。。
EF60、現役時代は全く知らない（知ってるのは19号機くらい）だけど、サイドの大窓＋一つ目ヘッドライトがなかなかいい雰囲気で、好きなカマの一つです。
ただし特急色となると、時代設定が古い＆牽引対象もかなり限られるし、あんまりヒキがないのも確か。
今回手に入れたジャンクは、その問題の特急色。
１両はナンバーなし、もう１両はなぜか銀河のエッチング製のものが取り付け済み。
エッチングのナンバーは厚みがないので、元のプラナンバーを削り、その上に貼り付けるのがセオリーなんだけど、これはナンバー用の穴に直接エッチングを張り込んでる。
従って、かなり奥まった位置にナンバーがある状態。
しかも、その周りは接着剤（瞬着）でベトベト。。。そのおかげで安かったからＯＫなんだけど、どうしたもんか。
１両はまぁ、ASSYでナンバー買ってきて復活させればいいとして、もう１両は、ナンバー周りが要改修。
ボディ周りをヤスることになるんで、当然塗装のやり直しが必要。
うーむ、どうせ塗りなおすなら、特急色をやめ、黒貨車を牽いてもサマになる茶時代にしてしまうか（マスキングいらずで簡単だし）。
ということで、まずはIPAにドボン。
この際、一通り別パーツ化もやってしまえ、と、
・手すり
・信号炎管
・ホイッスル
を削って、取り付け穴をあけておきます。
ちなみに、手すりはKATO EF64（茶）用のものを使います。
んで、ナンバー周りの凸凹を処理した後は、GMのぶどう色2号で塗ります。
屋根は、この時代はおそらく全部茶塗りなんだろうけど、ちょっとメリハリを付けるため、ランボードから内側を、ガンダムカラーのファントムグレーで一吹き。
この色、ザクの足とかを塗る色なんで、ちょっと緑っぽい濃いグレー。旧客の屋根とかにはよかったけど、電機の屋根にはイマイチかも。。。
であれば、ウェザリングしてごまかしましょう。
屋根全体に艶消しクリアを厚く吹き、さらにウェザリングマスターを使って、赤サビ鉄粉を表現。
ナンバーは、余剰パーツを使って、深く考えず58号機に。
あんまり特定番号機にする気はないので、メーカーズプレートは、見栄えがよい金文字「日立」。スノープロウは外して、ATS車上子防護板を取り付け。
飾り帯は、ガンダムマーカーのメタリックシルバーを筆塗り。
ATS標記等は、インレタ欠品のため省略〜。
また、０番台の設定なんで、スカートのジャンパ栓は不要→削ります。
そして、ブレーキホースを取り付け（TOMIX PZ-001使用）。
ということで、こんな感じにできました。
茶塗りのEF60って、実は製品化されているんだけど、まぁジャンクの有効活用ってことでこれも一興。
茶塗りの新型電機って、なんか意外性があっていいね。
黒貨車を牽かせて遊ぶことにしましょう。
ただ、直流機が茶塗りだったのって、1965年くらいまでだよね？（64年から新製されたEF64は青塗りだし）。
ってことは、こいつ（茶塗りの58号機）が活躍してた時代は、1963年（58号機登場）〜1965年くらいの短い期間。
この時期だと、「グリーン車」はまだなく、ロが緑帯一等車だった時代（ロは1960年に二等→一等に。グリーンになったのは69年＝S44年）。
・・・うわ、該当するような（すれ違いを楽しめそうな）電車持ってないわ。唯一ある一等車含みの編成が「ときわ」「東海・比叡」だけど、コレは古過ぎるし。。。
となると、茶ゴハチ＋旧客（64年から近代化改造が始まっているので、青15号混結もアリか）とかEF15＆EH10＋貨物とかと並べるしかないか。SLはウチにはいないし、あとはゲタ電くらいかな。
・・・うーん、こうなりゃむしろ、やすらぎ色の19号機とかと並べて、架空のイベント機として遊んだ方がいいかもしれんですね。古すぎる車輌も難しい。
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