jump to navigation

【ジャンク再生】念願の標準貨物機を装備(KATO EF15) 2009/06/15

Posted by むき in : Railways, Models, EL , trackback

EF15 & EF58気づいた時には既に流通がなく、ずっと探していたのに、なかなか出会えなかったKATOのEF15。
よ〜うやくゲットです!
そりゃ、中古店でもオクでもよく見かけるんだけど、お店だと軽く10kオーバー、オクでも6k前後が相場。高いッス〜。

既にTOMIXのEF15は2両ほど持っているのだけど(ディティールアップ記事はこちら)、TOMIXのEF15は末期タイプ&暖地仕様なのよね。
だもんで、スノープロウが付いた耐雪装備&初期型(風)のKATO製を探していたと。

そんな中、某所にて安値で発見!
見つけた瞬間「キタコレ!」もう周りに気づかれないように光の速さで購入&ウキウキ小躍り状態で帰宅ですよ。
製品の状態は、銀インサートロット、ナンバー貼り付け済残ありで、ボディは若干汚れあり。走りはちょい渋い感じ。
メンテ前提なので、これで十分です。

んでは、早速ディティールアップ行きましょう。
内容は、この前のEF57のレストアの時と同様の小作業。
イメージとしては、高崎二区で上越線の貨物運用をやってたカマです。
つまり、スノープロウ、ホイッスルカバーを装備したゴツイやつで。

・動力&台車のオーバーホール(全バラ&洗浄&グリスアップ)
・屋根上塗装(モニタ、屋根板、避雷器、ヘッドライト)
・パンタ交換(EF58 61用ASSY)←パイプホーンのPS14にしたかったので
・下回り全塗装(ソフビ用マットブラックを使用)
・先輪交換(C57 180用先台車ASSYの車輪を流用)
・ホイッスルカバー装着(EF58上越形用ASSY)
・パンタ塗装
・▲インレタ貼り付け
・ウェイト側面緑塗装
・カプラー交換(片エンド:かもめナックル、片エンド:ケーディ)

R0010484.JPGR0010485.JPGR0010486.JPGR0010488.JPGR0010489.JPG

全バラして感じたのは、「台車周りの構造SUGEEEEE!」ってこと。
デッキ周り、台車枠とか、ネジも接着も使わず、よくぞココまで!というスナップフィット設計。
構造もよく練られてるねぇ。20年前の製品とは思えません。
いやー、バラし&組立てが楽しいもん。パチンパチンと小気味よく部品が合うし。
マイクロの製品だと「気持ちよくバラす」とかあり得ないもんな〜。「行きはヨイヨイ」的な片道切符、極限まで神経すり減らす作業。なんせ接着剤と粘着テープ(笑)満載だからね(最近はそんなことないか?)。

さて、全体印象把握のよさはさすが関水なんだけど、やっぱ昔の製品だけに「先輪がビカビカのメッキシルバー&タイヤ極厚&フランジ激高」なのは、数少ないイマイチな部分。
そこで今回は、C57の先台車から車輪のみパチってきました。
とりあえず、ポン付けで試運転したところ、全く問題なし(若干追従性が落ちるかも。カントやポイントの走行性能は今後検証してみます)。
というかこの車輪、見栄え最高ですな。
スノープロウ付けとくのもったいないわ(ステーで先輪がほとんど隠れてしまうため)。
安いパーツではないし、場所を選んで付けないとね。
コレ、EF53や56(一次)の先輪にも使えそう。ストックしとかなきゃだわ。

それからカプラーは、構造上何を付けてもシャンクの長さが目立っちゃう感じ。
先輪が台車と一体なこともあり、曲線通過時の連結安定性の試験もしなくちゃならないので、とりあえずケーディとナックルを付けています。
見た目的には、ケーディの方が若干マシかな?
ナックルは、ポケット内の安定性向上のため、先日のSHINKYO用スプリングを入れました。いいねコレ。バネ強くて。

ここらへんの加工が終わったら、あとは楽しいウェザリング。
EF15ってやっぱり薄汚れたイメージななんだけど、あまりやりすぎるのもアレなので、屋上&デッキ周りにのみ、ウェザリングマスターで赤錆をまぶしました。
付属スポンジではなく、筆でこすり付けていくと、ドライブラシ(よく言えば、昔の乗工社シンガーフィニッシュ的な感じ←古ッ!)っぽくなります。うん、いい感じ!

R0010494.JPGR0010493.JPGR0010491.JPGR0010492.JPG

ゴハチの上越型と並べてみると、雰囲気は一気に高崎ですな〜。
東北筋(宇都宮区)のEF15は、割と早めにPFに置き換えられちゃったけど、群馬には結構末期まで残ってたもんね(EF12とかもいたし!)。

EF15 & EF58EF15 & EF58EF15 & EF58

それにしてもKATOのEF15とTOMIXのEF15って、対照的です。
どっちも旧い製品なのは同じだけど、その設計思想が対照的。
KATOは、カッチリ角を出してきてる感じ。パンタもPS14で、無骨でガッチリ、という感じ。
実物のヘロヘロな印象があるからか、あんまり似てはいないよね。
でも、模型としてみると、このカッチリ感は大好き。スノープロウを付けたことでズッシリ見えるし。

一方TOMIXは、実車のもつ雰囲気をうまく捉え、丸っこい感じで立体化。
しかもスノープロウなしで、実車のデッキ周りの軽快感を出してますね。悪く言えば安っぽいんだけど。
パンタもPS15で、末期の紀勢線での実車イメージをうまく表現してる感じ。

ということで、CADっぽいKATO、絵画っぽいTOMIX、という印象でしょうか(「鉄道模型考古学N」にもこんなコメントがあったかも)。
KATOの「鉄道模型メーカー」として、TOMIXの「玩具メーカー」としての哲学にも通じるようで興味深いですね。

こんな感じで、どっちも魅力的ではあるんだけど、走行性能は差が開きます。
TOMIXがスプリングウォーム伝動でジャージャーとうるさく走るのに比べ、KATOの動力のスムース&パワフルさったらない。
スプリングウォームも、調整さえパーフェクトに行けば化けるらしいんだけど、やっぱKATO動力のシャフト&ギア伝動のカッチリさにはかなうまい。
しかも、なまじ「運転室シースルー」などにせず、車体の内部は全部ウェイト、という潔い設計により、抜群の重さ→ひいては、集電安定性と大きな牽引力を得ているわけですね。
先日のEF57のレストアの時も思ったけど、この形態の動力、今のFW動力に比べるとスムースさには欠けるけど、牽引力はむしろ強力なんだよね。
しかも全バラ調整・補修もラクだし、メンテさえすればいつでも完調に持っていける安心感ってのは、さすが関水。

まぁ、TOMIXのその後の追い上げもすさまじく、今や牽引力&スムースさを合わせる言うと完全に両者の立場は逆転しちゃってるわけだけどね。
#さらに言えば、車輌の印象把握の哲学も反転しちゃったっぽい(デフォルメのKATO、スケール命のTOMIXになってる)。

で、こんなKATOのEF15、早速ながらもう1両欲しくなっちゃいました。
いや、1両と言わず、数両欲しいかも。
当然スノープロウなし仕様も欲しいし、EF16へ改造とかも。。。(ワールドの金属キットの在庫もあるのに・・・)

【関連リンク】

TOMIX EF15をディティールアップ

コメント»

スパム多数につき、コメントは承認制としています。表示まで時間がかかりますのでご了承くださいm(_ _)m